ESG
当社は創業以来、環境負荷の強い不動産開発事業を行わず、「”作る”から”活かす”社会」の実現に努めています。スター・マイカグループのビジネスモデル自体が、環境負荷低減、循環型社会の実現を促すと考えています。
大量生産・大量消費型の経済社会活動は、大量廃棄型の社会を形成し、健全な物質循環を阻害するほか、気候変動問題、天然資源の枯渇、生物多様性の破壊など様々な環境問題と、強い相関関係にあります。不動産開発の分野における、作っては壊すという、一方通行型の経済社会活動から、持続可能な形で資源を利用する「循環経済」への移行を目指すことが私たちの目標です。循環経済(サーキュラーエコノミー)とは、従来の3Rの取組に加え、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源やストックの価値最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものです。
当社経営理念である「“作る”から“活かす”社会」の実現は、CO2削減に貢献します。既存物件リノベーション工事におけるCO2排出量は、新規不動産開発、新規建替工事時の約3%です。今後2030年に向け世界的なCO2大幅削減が議論される中、当該事業への注目度はますます高まるでしょう。私たちは、業界のリーディングカンパニーとして、米国・欧州と比べて未だ成長途上にある既存住宅流通の活性化を実現することで、継続的に環境負荷の軽減・CO2削減を推進し、持続可能な地球環境の保全に大きく貢献します。