代表メッセージ
常識を変える事業の創造へ
今までもこれからも、中古マンション市場をけん引していく
人口減少社会の到来で、日本の総人口は2053年には1億人を切るといわれており、2010年と比較すると約3割も減少しております。建築費用の高騰、労働人口減による人材競争の激化により、新築住宅供給額の高止まりは今後も続いていくでしょう。
「中古住宅」という国内に眠る資源の活用にいち早く着目し、スター・マイカグループは、新築住宅信仰が根強くあった2001年に創業いたしました。賃貸中の中古マンションを購入し、リノベーションして販売するビジネスモデルには、当初、不動産業界を中心に疑問の声が多く寄せられました。しかし、今ではリノベーションした中古マンションを購入することが、暮らしの選択肢として当たり前になっています。おそらく、リーマン・ショックや東日本大震災など暮らしの価値観を根底から揺さぶる出来事を経験し、「今あるものを活用する」「資源を無駄にせず、より良い価格でより良い暮らしを手に入れる」ことの価値に気づき始めてきたのでしょう。
スター・マイカグループは、良質な中古住宅を提供する真のリーディングカンパニーであり続けるために、2019年6月よりホールディングス体制に移行してさらなる進化を遂げていきます。中古マンションの仕入、リノベーションマンションの企画・販売を担うスター・マイカのほか、居住用マンションの売買仲介を担うスター・マイカ・レジデンス、不動産管理業務を担うスター・マイカ・プロパティ、中古マンションを中心とした各社特徴のある投資運用コンサルティングを提供するスター・マイカ・アセット・パートナーズ、スター・マイカ・アセットマネジメントの5社をグループ会社化。グループ全体の戦略立案機能を強化する一方で、各社に対する責任と権限の委譲を行うことにより、市場ニーズに合わせた柔軟かつ迅速な事業展開を進めることが可能になります。
中古住宅ニーズは、人口減少が続く日本社会において今後ますます伸びていきます。
その安定的なマーケット基盤にあって見据えるのは、スター・マイカグループが「中古マンションにおけるあらゆるソリューションを提供できる」存在であること。これまで中古マンション市場をけん引し、常識を変える事業を創造してきたように、これからも、オープンで透明性の高いマーケットを生み出し、日本の住宅のあり方を変えていきます。
社会的な責任をより認識し、関係するすべてのステークホルダーから信頼され、必要とされる企業を目指してまいります。 今後とも、皆様のより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 水永 政志